耐震リフォーム

耐震壁(耐力壁)は足りていますか?

耐震壁(耐力壁)は足りていますか?

近年、東日本大震災、熊本地震と大きな地震が続き、多くの方が住宅の耐震性に不安をお持ちのことと思います。
弊社では安心・安全に暮らすための耐震リフォームを多く手がけています。
弱い部分を補強して強度をもたせ、地震がおきても倒壊しない建物にします。家が倒壊して大切な命が奪われることがないよう、耐震リフォームで大きな地震に備えましょう。
写真は、2016年4月14、15日に発生した「熊本地震」による被害を受けた住宅の写真です。観測史上最大級の震度7が発生したことでも印象的ですが、住宅の全壊、半壊等が多く確認されたことでも皆さんの記憶にも残っているかと思います。特に、熊本県で大きな被害が出ました。

熊本地震による被害

木造住宅1,940棟のうち1981年以前に建てられた住宅が倒壊・全壊した割合が50%、2000年以前に建てられた住宅は20%弱、2000年以降に建てられたものは10%以下と、住宅が建てられた年によって被害の大きさが異なることが明らかになったのです。

耐震基準が変わった!

地震の多い日本では、住宅の耐震性について特に厳しい決まりが設けられており、たびたび耐震基準の改正も行われています。
なかでも、特に大きな転換とされるのは、1981(昭和56)年に行われた耐震基準の厳正化です。
1981年よりも前に使用されていた「旧耐震基準」と、それ以降に適用された「新耐震基準」の違いをご紹介します。

耐震基準とは、地震の揺れに対して、建物が倒壊・崩壊せずに耐えられる性能のことであり、建築基準法で定められています。
新たに建物を建てるときには、この基準を守らなければならないので、建物の耐震性を左右する重要なルールといえます。

旧耐震基準とは

1950年から1981年5月まで適用されていた「旧耐震基準」は、10年に一度発生すると考えられる「震度5強程度」の揺れに対して、家屋が倒壊・崩壊しないという基準です。そのため、それ以上に大規模な地震の発生は、あまり考慮されていない面がありました。
しかし、1978年に起こった宮城県沖地震で、建物の倒壊やブロック塀の損壊による大きな被害が見られたことにより、1981年6月1日から耐震基準が新しくなりました。

新耐震基準とは

1981年6月1日から施行された耐震基準は「新耐震基準」と呼ばれ、2022年時点でも変わらず適用されています。新耐震基準では、震度6強~7程度の揺れでも家屋が倒壊・崩壊しないことを基準としており、これまでよりも耐震性に関する規定は厳格化されています。
実際のところ、1995年に起こった阪神・淡路大震災では、新耐震基準で建てられた建物の7割超は軽微・無被害で済んでおり、旧耐震基準の建物と比較して重大な被害は免れたという結果があります。

耐震基準の歴史

熊本地震における木造建築物の倒壊分析(※国土交通省資料)によると、
旧耐震基準と新耐震基準の木造建築物の倒壊率に顕著な差があったのは、新耐震基準は旧耐 震基準の約1.4倍の壁量が確保されているためだと報告されています。

耐震に不安がある方は、耐震診断、耐震リフォームをご検討下さい。
弊社では以下の耐震リフォームを行っています。

弊社で行っているオススメ耐震リノベーション

1
耐力壁の設置
2
基礎の補強
3
制震ダンパー
1耐力壁の設置

昔の家は自然の風を取り入れるために簡単に取り外しができる“建具”を多くしたため、壁が少なく、柱で家全体を支える特徴があります。その構造では、地震対策としては不十分なことばかりです。どうすれば、地震に強くなれるのか。

家を力強くするためには?

新しい耐力壁を新設したり、耐震金物で補強して耐力壁と同じ強さを確保したりといった補強方法を取ります。補強に使用するのは、現在の建築基準法に則った金物です。
補強することで、全体的にバランスが良くなり、地震の際に倒壊する可能性が低くなります。
阪神淡路大震災などいくつかの大きな地震をきっかけに基準は変更され、1981年に大きな改正がされています。改正以前の古い建物は耐震性能が不足していることから、耐震診断、補強をすることが求められています。

耐力壁ってどんなもの?

出典:DAIKENホームページ

2基礎の補強

前述した通り、昭和56年(1981年)6月1日以前に建てられた建物は、耐震性の観点からは不十分の工法を多く採用されてきました。新耐震基準が改定された現在は、ベタ基礎、布基礎といった頑丈な基礎でなければなりません。
昭和56年以前に建てられた家は、ベタ基礎、布基礎と同程度の頑丈さをもつ基礎に補強することをお勧めします。

近年では、ベタ基礎の方が強度に優れているとよく言われています。弊社の新築物件でも、ベタ基礎がほどんどです。
では、布基礎とべた基礎、何が違うのか見ていきましょう。

ベタ基礎と布基礎

布基礎は、T字を逆さにした断面形状の鉄筋コンクリートを連続して作る基礎のことです。
ベタ基礎は布基礎と違い、床下一面が鉄筋コンクリートになっている基礎で、家の荷重を面で支えることができます。また、シロアリの侵入を抑える効果も期待できます。

弊社では基礎の補強方法として、以下の方法をご提案させていただきます。

基礎ってどうすれば強くなるの?

建物をジャッキアップし、

  • 基礎全体をベタ基礎か布基礎にする
  • 鋼管杭を打つ

既存建物はそのままに、

  • 耐力壁の下を、ベタ基礎か布基礎に補強する
  • 床下を全てベタ基礎にする

基礎の種類や施工方法によって、コスト面で見ると変化が伴います。
ご希望に合わせてご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

基礎補強の実例

3制震ダンパー

「制震」とは、建物内部に「ダンパー」などの部材を組み込み、地震や台風などによる揺れを吸収する方法です。耐震とは違って、地震の揺れそのものが抑えられるため、建物の損壊・倒壊だけでなく、家具の転倒などの被害も軽減する効果が期待できます。
制振は耐震と免震※の中間的な位置付けとなり、設置費用や効果などを考慮した場合、住宅建築では最も有効な地震対策と考えます。
弊社の三田モデルハウスでは実際に制震装置をご覧いただける場所を設けています。

※免震(揺れを伝えにくくする)
・・・建物の基礎と建物の間に免震装置を設置し、地面からの揺れを建物に伝えにくくする考え方。

制震ダンパーの種類(一部)

出典:株式会社evoltz

出典:住友ゴム工業㈱「MIRAIE」

制震装置の実例

sanndaモデルハウス

芦屋モデルハウス

他、免振等のご相談もお気軽にお問合せ下さい。

近い将来、南海トラフ巨大地震、首都直下型地震が発生すると言われています。
「発生してほしくない」ですが、実際に発生するのかどうかは分かりません。
しかし発生してしまってからでは遅いので、
発生する前に対策を取ることが一番大事と思われます。
これを機会に、耐震対策を考えられてみてはいかがでしょうか。

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